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耳の症状(中耳炎・耳鳴り・難聴など)

耳耳鳴りや難聴、耳に異物感や痛みを感じたり、耳の聞こえが悪い(難聴)といった症状があります。その症状によって発熱などを起こすこともあります。

おもな症状

耳が痛い、耳がかゆい、耳鳴りがする、聞こえにくい、耳だれがする、耳から出血がある、黒い耳垢がでる、など。

耳の主な病気

中耳炎

〈子どもの急性中耳炎〉

急性中耳炎は、鼻やのどの風邪などの影響で耳管(じかん)経由で中耳が細菌に感染しておこる炎症です。急性中耳炎の多くは痛みが伴います。大人よりお子さんが発症しやすい病気です。お子さんが発症しやすい理由はいくつかあります。①耳と鼻をつなく「耳管」の長さがお子さんは大人より短いこと、②2歳未満のお子さんは免疫低いこと、③抗生剤の使用し過ぎによる薬剤耐性菌による影響、また④保育園に通園のお子さんは中耳炎のリスクが高くなります。

〈滲出性中耳炎〉

滲出性中耳炎は、鼓膜の奥の中耳という空間に水が溜まる病気です。原因は子どもと高齢者で異なります。痛みはなく、聞こえにくさ(難聴)の症状を認めます。

・子ども:耳と鼻をつなく「耳管」の長さがお子さんは大人より短いこと、アデノイド肥大、鼻が悪いこと(副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎)やそれによる鼻すすりなどが原因となることがあります。

・成人、高齢者:鼻が悪いこと(副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎)、上咽頭の腫瘍・がんの影響、加齢による耳管の機能(耳抜きの機能)の低下によって発症します。*上咽頭がんは20-30代の若年者で発症することがあります。

滲出性中耳炎を認めた場合は、鼻の奥の咽頭(のど)の観察も重要になります。

滲出性中耳炎の治療:内服治療や鼻治療をすることで治ることが多いですが、難治な場合は「鼓膜切開」、繰り返す場合は「鼓膜チューブを留置」といった手術治療が必要となる場合があります。

難聴

一般的に聴力が低下した状態のことを言います。難聴と言ってもその種類や症状は、多種多様です。

  • 外耳、中耳に原因のある伝音(でんおん)難聴
  • 内耳、蝸牛神経、脳に原因のある感音(かんおん)難聴
  • 伝音難聴感音難聴の2つが合併した混合(こんごう)性難聴

〈伝音難聴〉

耳垢(みみあか)や中耳炎(急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎など)、耳硬化症などで起きる難聴です。内服治療、鼻の治療によって改善することが多いですが、補聴器治療が必要になったり、病気・病状によっては手術治療が必要となったりする場合があります。

〈感音難聴〉

急に聞こえが悪くなる難聴、じわじわと緩徐に聞こえが悪くなる難聴があります。

突発性難聴

突発性難聴は予兆が無く、突然(急に)聞こえに障害が発生する病気です。殆どの突発性難聴は片側の耳だけに発生し、めまいや耳鳴りを伴う場合があります。適切な早期治療や安静が必要になりますので、上記のような症状が出た場合は、早めに当院にご相談ください。

・こどもの感音難聴

当院で補聴器導入の支援をおこなうことが可能です。*人工内耳のマッピングはおこなっておりません。

お子さんが安心して生活・学習ができるよう五泉市教育委員会と五泉市の難聴通級指導教室と連携をとっています。また入試の特別措置(合理的配慮)に対しても相談、対応しますので、ご相談ください。

加齢性難聴

40歳代から聴力の衰えが始まります。65-74歳では3人に1人、75歳以上では約半数が難聴に困っているというデータがあります。改善させることは困難ですが、補聴器で聞こえを補うことで、認知症予防、生活の質を改善させることができます。また重度難聴の方には人工内耳手術という手術を行うことで聞こえが戻る可能性があります。

まずは「聞こえ」をセルフチェック!

☑会話をしているときに聞き返すことがよくある。

☑うしろから呼びかけられると気づかないことがある。

☑聞き間違いが多い。

☑見えないところからの車の接近にまったく気がつかないことがある。

☑話し声が大きいと言われる。

☑集会や会議など数人の会話がうまく聞き取れない。

☑電子レンジの「チン」という音やドアのチャイムの音が聞こえにくい。

☑相手の言ったことを推測で判断することがある。

☑家族にテレビやラジオの音量が大きいと言われることがよくある。

1~2個 実生活でお困りのことがあれば、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

3~4個 耳鼻咽喉科で相談しましょう。

5個以上 早めの耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。

「会話の声がはっきり聴きりにくい」「まわりの音が聴こえない」という状態になったときに、声や音の聴き取りを改善するために補聴器をお勧めすることがあります。当院では補聴器外来を設けています。

「補聴器」と「集音器」は全く違う機器になります。集音器の場合は「音を一律に大きくする」ため、かえって聞こえにくくなったり、必要以上に大きな音として聞こえてしまう場合があります。しかし補聴器は聞き取りにくい音だけを大きくするように調整ができます。

補聴器を使って快聴ライフ!-意外と知らない|耳鼻咽喉科・頭頸部外科

*五泉市では、ひきこもり、うつ病、認知症等の予防のため、補聴器の装用によるコミュニケーション能力の向上を目的として難聴者に補聴器購入費の助成を行っています。ぜひ活用しましょう。

難聴者補聴器購入費助成/五泉市公式ホームページ

*難聴の程度によっては身体障害者に該当し、自治体から支援を受けれる可能性があります。

*補聴器を購入する際は、「補聴器認定技能者」の在中している補聴器店を選択してください。

認定補聴器技能者検索システム

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