飲み込みが悪い(嚥下障害)
65歳頃から飲み込みの機能は低下していきます。飲み込みの障害が重篤になると誤嚥性肺炎の危険性が高まります。
原因
一般的に加齢による飲み込みの機能が低下することで障害が起きます。
脳梗塞や脳出血といった脳卒中や神経疾患によって飲み込みが悪くなることがあります。
また咽頭がんや食道がんが原因で飲み込みにくさを認めることがあります。耳鼻咽喉科による診察や上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)も重要になります。
治療
原因に対した治療が必要です。しかし治療をしても改善しないことが多く、リハビリが必要となります。
リハビリは、のどの筋力を高める間接訓練以外に食べる速度や姿勢、食事の種類・形態の指導も含まれます。
どの部位が悪い状態なのかしっかりと評価を行い、一人一人にあった指導・治療が必要になります。